小学生ながら何気に感動していた「あのサウンドがまた聞けるっ」と思って買ってみたら、全体として短すぎる上、妙な編曲までしてこれはちょっとね・・・っていうかんじでした。　どの作品にも「これははずせないだろう」というものがあるはずなのに、全然・・・。「シブいねぇ」と思わせたくてあえて選んだみたいな感じが非常に鼻につく。　おそらく、この作品を聴きたがる大半の人は、僕を含めて、ゲームをやっているときに感じた、「あの感動をもう一度味わいたい」という人だろう。そういう人たちが、原型がほとんど留められていないようなものを聴いてよろこぶでしょうか。　これは、僕の経験からですが、大体のアレンジだのリミックス作品は聴くに値しないものです。僕のように「あっ、これ聴きたいの結構入ってんじゃん、お得！」みたいな感じで買うと非常に後悔をします。やはりゲームサウンドというのは、そのゲームをたのしみつつ味わうものだと思います。